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記念ウオーキングで白鷹城跡の魅力を堪能

お知らせ

  明智町の白鷹城跡(明知城)で1月11日、ウオーキングイベントが行われ、集まった50人が戦国時代の山城を堪能しました。
  これは白鷹城跡の森林整備が完成したことを記念して市が開催したもの。同日オープンした「麒麟がくる ぎふ恵那 大河ドラマ館」のオープンイベントの一連としても位置づけられました。
  市では大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を契機として、白鷹城跡の森林整備を実施しました。5.83ヘクタールの区域で間伐を行ったほか、史跡の説明看板を11基、ベンチを6基設置するなどし、遺構を分かりやすく快適に見学できるようになりました。県の森林環境税を活用し約1,900万円をかけて整備しました。
  ウオーキングに先立って行われた完成記念式典で、小坂市長は「明智町に大正村、大河ドラマ館に加え、新たに楽しんでいただけるコンテンツができました。大正ロマンだけでなく、城好きの方々にも多くお越しいただけることでしょう」と整備の意義を述べました。続いて、関係者らでテープカットを行い、整備の完成を祝いました。
  ウオーキングには、特別ゲストとしてラジオDJのクリス・グレンさんと、城郭ライターの萩原さちこさんが同行。細い道では「城を攻めるような気分になって、想像力を働かせて」とか、大きな堀が残る箇所では「自然な山の地形が、当時の人の工夫でこのような地形に変わった」などと、参加者へ解説しました。参加者は二人の解説に熱心に耳を傾け、戦国時代の山城に思いを巡らせながらウオーキングを楽しみました。

白鷹城跡の主郭を目指して進む参加者
森林整備の完成を祝いテープカット
参加者に山城の魅力を解説するクリス・グレンさんと萩原さちこさん
間伐により日が差し込む白鷹城前で行われた式典
敵兵の来襲で城の防御を実感するアトラクションも
出丸で振る舞われたお茶会の様子